指標の読み方
VisRatioに出てくる数字の意味を、初めての方にもわかるようにまとめました。
売上高
製品やサービスを売って入ってきたお金の合計です。会社の規模を表します。
営業利益率
売上高から売上原価、研究開発費、販売費及び一般管理費を引いて残った営業利益を、売上高で割った値です。本業をどれだけ効率よく行っているかを表します。同じ業種どうしで比べることに意味があります。ソフトウェア会社は高く、小売会社は低いのが一般的です。
純利益率
営業利益から利息、税金、営業外損益まで反映して最終的に残った純利益を、売上高で割った値です。
配当金総額と1株当たり配当金
配当金総額は、会社が1年間に株主へ現金で配ったお金の合計です。1株当たり配当金は、株式1株が受け取った金額です。株価は会社ごとに違うため、1株当たり配当金が大きくても配当利回りが高いとは限りません。
時価総額
株価 × 発行済株式数です。VisRatioは前営業日の終値とSEC開示の発行済株式数で計算します。開示後に自社株買いや新株発行があると、実際の値と少し異なることがあります。TSMCは米国上場株(ADR)1株が普通株5株にあたるため、その比率で換算します。
配当利回り
1年間に受け取った1株当たり配当金を今の株価で割った比率です。同じ配当でも、株価が上がると配当利回りは下がります。
PER(株価収益率)
株価を1株当たり利益で割った値です。今の株価が1年間の利益の何倍かを表します。純損失の会社は計算しません。
売上高成長率
前の会計年度から売上高が何%増えたかです。期間が1年の報告書どうしだけを比べます。
フリーキャッシュフロー(FCF)とFCFマージン
営業活動で実際に得た現金から、工場・設備への投資を差し引いたお金です。配当、自社株買い、借入金の返済に使える余裕資金です。FCFマージンはこのお金を売上高で割った比率です。
ROE(自己資本利益率)
純利益を平均自己資本で割った値です。株主のお金でどれだけ稼いだかを表します。自社株買いを多く行い自己資本が小さくなった会社はROEが100%を超えることもあるので、負債比率とあわせてご覧ください。
負債比率
負債合計を純資産合計で割った値です。100%なら借金と株主のお金が同じという意味です。銀行と保険会社は預金や保険金が負債に計上されるため、比較から除いています。
10-K・10-Q・20-F
米国の上場企業がSECに提出する報告書です。10-Kは年次、10-Qは四半期の報告書です。TSMCのような米国外の企業は、年次報告書として20-Fを提出します。
会計年度
1年を締めくくる月は企業によって異なります。アップルは9月、エヌビディアは1月です。VisRatioでは、決算期を「2026年9月期」のように決算月で表します。